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今週の一本

●魚食文化の祭典が開幕  井出万寿男 (週刊水産タイムス:14/08/18号)

過去最高732社が出展

第16回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

 一般社団法人大日本水産会(白須敏朗会長)が主催する第16回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーが20〜22日、東京・有明の東京ビッグサイト(東5・6ホール)で開催される。日本はもとより、世界じゅうの水産商材と水産関連技術が一堂に集結。水産ビジネスの商談・情報交換の場として、水産業界にとっての夏の恒例行事となった。

 昨年は“和食”が日本の伝統的な食文化としてユネスコの無形文化遺産に登録されたが、和食といえば何と言っても主役となるのは「魚」。シーフードショーでは“和食”を通じて魚の良さをアピールするとともに、海外へは「SUSHI」を筆頭にした世界に誇るべき日本の食文化を広く発信していく。

 16回目となる今回は、国内624社、海外は18カ国2地域(前回は16カ国2地域)から108社の計732社が出展する。展示される水産商材は7300品目に及ぶ。全体としての開催規模も昨年を大幅に上回る1033小間(前回は701社950小間)となった。特に地域の食材を提案する国内企業の出展増加が目立つ。

 初の同時開催イベント「WORLD SUSHI CUP JAPAN2014」は、国内、海外で活躍する寿司職人24人が参加し、2日間にわたって「江戸前寿司」「創作寿司」の調理技術、衛生技術を競う。「すし」に焦点を当てた「すしEXPO」コーナーも展開。ここでは寿司種、酢飯をはじめ、ワサビ、茶、さらに寿司ロボットなど、寿司ビジネスに関する提案が揃う。

 健康でバランスのとれた日本型食生活は、水産物が源となっている。シーフードショーは、魚食普及、「ファストフィッシュ」の普及拡大、水産物の輸出促進に向けての絶好の場。昨年に続き、ジェトロでは「輸出商談会」を開催し、水産物の輸出拡大を支援する。

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