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今週の一本

●大水賀詞交歓会、財務・外務大臣らがエール  松田陽平 (週刊水産タイムス:22/01/10号)

水産日本の復活へ

中締めする伊藤会長と
大水の白須会長(左から3番目)ら
鈴木財務大臣、林外務大臣らが出席
 大日本水産会(白須敏朗会長)は5日、新年賀詞交歓会を都内のホテルで開催した。鈴木俊一財務大臣、林芳正外務大臣をはじめとする水産関連議員が多数出席し、厳しい環境下にある水産業界にエールを送った。

白須会長「今こそ頑張り時」

 昨年に引き続き事前登録制の着席形式(指定席)で行うなど、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し開催。水産関連議員や水産庁幹部、業界関係者らが多数出席した。
 白須会長は主催者あいさつで「コロナ禍や不漁といった現在の状況はかつてない厳しさで、危機の時代と言える。今こそ頑張り時。業界が一体となり困難な時代を乗り越え、水産日本の復活につなげたい」と力強く語った。
 来賓の鈴木財務大臣は「今年の干支は『壬寅(みずのえ・とら)』。これまで本当に厳しい冬であった水産業が、今年は素晴らしい芽吹きの年となることを期待している」と語った。また、令和3年度補正・4年度当初予算が近年にない3200億円超を確保したことに触れ、「財務省の立場から言えば、与党の先生の強力な力に押し切られた形だが、内心は良かったと思っている」と心情を吐露した。
 林外務大臣も寅年にちなみ「これまで蓄えていたものを打ち出す年。素晴らしい年になることを願っている」と期待を寄せた。
 そのほか、自民党の石破茂議員、浜田靖一議員、小野寺五典議員、舞立昇治議員、公明党の横山信一議員らが祝辞を述べた。
 中締めとして、大日本水産会副会長を務めるマルハニチロの伊藤滋会長が「今年は寅年。トラは1日で千里往って千里還ると言われる。そのトラに負けないよう、勇気を持って従来の殻を打ち破り、水産日本の成長・復活に向かって業界一体で挑戦する年にしたい」と語り、三本締めを行った。

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