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今週の一本

●『冷凍食品の日』をPR   (週刊冷食タイムス:22/10/18号)

「冷凍食品の日」をPRする
大櫛会長(左)、北斗晶さん(中央)、
三國清三シェフ(右)
 (一社)日本冷凍食品協会(大櫛顕也会長)は10月18日の「冷凍食品の日」を前に、PRイベントを都内のホテルで17日開催した。主に60代の女性や夫婦など一般消費者132名がタレントの北斗晶さん、冷凍食品アンバサダーの三國清三シェフ、大櫛会長の3名によるトークショーと北斗さん考案メニューを含む冷凍食品を活用したアレンジ料理の試食を楽しんだ。
 大櫛会長は健康に配慮した商品やワンプレートの商品が増えていることなど冷凍食品の進化を紹介し、人生100年時代を過ごすうえで豊かな生活を送るためにバランスの良い食事のためにひと手間の助けとなる冷凍食品を「今後も知っていただいて食生活の良きパートナーとしてほしい」と参加者に呼びかけた。
 トークショーでは2人の息子を持つ北斗さんが自宅でうどん、ギョーザ、炒飯、ベジタブルミックス、シーフードミックスを必ずストックしていることを伝え、共働きで料理を作れない時は息子たちが自分で温めて食べるほか、仕事帰りに息子にギョーザを焼いてもらい、自分はナムルを作るなどの使い方を紹介した。
 ステイホーム中に夫の佐々木健介さんが作るキムチちゃんこと冷凍焼き鳥で居酒屋気分を楽しむ様子や、次男と冷凍パイシートを使ってアップルパイを作る様子を写真で披露した。
 三國シェフは自身がスイス日本大使館にいた際に、スイスやフランスでは1週間分の冷凍食品をまとめて購入してストックしていたことを説明し、「ヨーロッパでは40〜50年前から冷凍食品をうまく使い、おいしい食事はレストランに食べに行っていた」と自身の経験を紹介。「(日本の状況も)追いついてきた」と評した。
 北斗さんは自身が考案した冷凍ハンバーグやパプリカ、しめじ、ブロッコリー、かぼちゃ、大根おろしを使った「季節のおろし照り焼きあんかけハンバーグ」をステージ上で調理実演した。試食した三國シェフは彩りや手際の良さををほめるとともに「めっちゃうまい」と太鼓判を押した。

冷食知ってもらう機会になった

 イベント後、大櫛会長は市場環境等について次の様に語った。
 「コロナで様々な困難はあったが、イベントは冷凍食品の良さを知っていただく機会になった。
 外出制限、飲食制限等が解除され、海外旅行も制限がなくなったことで業務用需要の回復が期待できるが、外食はコロナ前の90%ぐらいという実感。一方で産業給食など他の業務用は戻ってきた。円安も海外からの旅行客には魅力。家庭内食の特需は収まるだろうが、個食、キット、あるいは健康系、介護食等の内食需要が望める。
 業務用、市販用の境目なしに冷食の機会を逃さず取り組むことが課題だろう」。

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