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今週の一本

●キッコーマンが飲食店を展開  松田陽平 (週刊水産タイムス:22/11/14号)

四谷に「FISH A WEEK 週一魚」オープン/週に一度は魚食べて

「FISH A WEEK 週一魚」1号店
サーモンの香草焼き
豆乳オイスターソース
キッチンカーでの営業も行う
 キッコーマンは魚ともち麦ごはん、野菜を組み合わせ「健康でおいしい食事」をコンセプトにした飲食店「FISH A WEEK 週一魚」の第1号店を東京・四谷に1日オープンした。多くの人が健康的な食生活を実践したいと考えている一方で、20〜40代の働く世代を中心に実践できていないという社会課題の解決策を約5年前から模索してきた。
 同社の茂木潤一事業開発部長は同店のコンセプトとして「健康的」「おいしさ」「気軽さ・手軽さ」「食の楽しみ」の4つを挙げ、「普段摂れていない魚やもち麦(食物繊維)、野菜(ビタミンなど)を使い、おいしく食べているだけで、いつの間にか健康になっている食事を提供する」と説明した。

首都圏に5年後、10店舗めざす

 「FISH A WEEK 週一魚」という店名は、週に一度は魚を食べてほしいという思いがこめられている。
 同店では、やみつきになるスパイスソースと魚を合わせることで週1回食べても飽きない魚メニュー(6種類の中から1品)と、食物繊維を豊富に含むもち麦ごはん、野菜デリ(8種類の中から2品)を組み合わせた基本セットをワンプレートで提供する。塩分も1食2g以内とひかえめ。
 メインの魚メニューは「サバの西京焼きおろし柚子胡椒ソース」「サーモンの香草焼き豆乳オイスターソース」「サバのタンドリー焼きイエロースパイシーソース」など、和洋中様々な味わいが楽しめる。
 イートイン(席数13席)のほか、テイクアウトやフードデリバリー(UberEats、出前館)に対応。11月下旬からはキッチンカーでの営業も行う予定。
 魚を週に1回食べてもらうため、月額3480円(月5回)のサブスク(テイクアウトのみ)での提供も行っている。
 第1号店は四谷駅から徒歩3分の立地。茂木事業開発部長は「オフィス街と住宅街のどちらも近く、デリバリー(2〜3q圏内)であれば、新宿も商圏内。東京を中心とした首都圏に5年後10店舗の出店をめざす」としている。
 「FISH A WEEK 週一魚」はサステナブルな水産物をリスト化した「ブルーシーフードガイド」の理念に賛同し、ブルーシーフードパートナーに加盟。サステナブルな魚を優先的に使用する方針を掲げている。また、同店で使用する弁当容器やカップなどは主に紙や竹を原料としている。サブスク会員には専用の弁当箱を貸し出す。
 【FISH A WEEK 週一魚 第1号店】住所=新宿区四谷2−2−18、営業時間=9〜21時(11時まではドリンクのテイクアウトのみ)、定休日=お盆(3日間)、年末年始(5日間)

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