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今週の一本

●CJグループ 学校給食を拓く  橋本武寿 (週刊冷食タイムス:23/02/21号)

餃子計画 「キッズ餃子」販売

市販用「UMAUMAキッズ餃子」を手に、餃子計画マーケティング部の
金氏(左)と李氏
 CJグループの(株)餃子計画(東京都)は自社工場「秋田工場」(秋田県大潟村)で製造する冷凍「UMAUMAキッズ餃子」2種類(カレー味、ケチャップ味)を3月1日発売する。原材料を日本産にこだわったのが特長。市販用と業務用がある。学校給食など新たな販路開拓を視野に入れた新製品。同社はグルテンフリー餃子などの製造技術がある。2019年7月にCJグループ入りした。
 餃子計画の「UMAUMAキッズ餃子」は秋田県産の米でつくった米粉の皮で国産野菜を使った具を包んだ。野菜はキャベツ、玉ねぎ、にんじん、とうもろこし、じゃがいもの5品。肉は使用していない。
 アレルゲンとなる卵や乳成分、小麦等7品目不使用。塩分も控えめ。キッズの他、メディカルなどの老健ルート、ベジタリアンにも最適。
 同社マーケティング部の金承泰(キム・スンテ)氏と李成熙(イ・ソンヒ)氏は「UMAUMAキッズ餃子」の最大の特長を「原材料を日本産にこだわったこと」と挙げている。
 1個20g。市販用10個入り、業務用40個入り。市販用想定価格税別298円。

秋田、群馬、大阪福岡に自社工場

 餃子計画の自社工場は、秋田のほか、群馬、大阪、福岡の4拠点がある。
 秋田工場の製造品はUMAUMA印で商品をラインナップしている。小麦粉不使用のグルテンフリーが特長。既存品に「UMAUMAグルテンフリー 野菜餃子」、「同 焼売」等がある。同工場はFSSC認証とGFCO認証を取得。製品を日本のほか、欧米、オセアニアなどに出荷している。
 群馬工場では「いちど食べたらやみつきになる」ブランドで餃子、焼売を製造。
 大阪工場は業務用製品専用。「GK生餃子」ブランド品を量産している。看板品は「GK特製生餃子」(20g×50個入り)。
 福岡工場では主にCOSTCO留め型品を製造。
 餃子計画の売上げ構成比は市販用50%、業務用50%。
 市販用はCOSTCOが主要顧客だが、「COSTCO以外の小売店の販路を拓いていきたい」(マーケティング部)と方針を示している。
 同社はマーケティング部を昨年7月に立ち上げた。

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