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今週の一本

●岸田総裁「美しい漁村を守る」  栗原浩太 (週刊水産タイムス:23/05/15号)

自民党、「水産の未来を語る夕べ」開催

岸田首相(右端)ら自民党議員が
水産団体関係者とともに
「水産日本復活」を祈願
 自民党水産政策推進議員協議会(鈴木俊一会長)は水産団体との懇親を目的とした「水産の未来を語る夕べ」を党本部で8日開催した。岸田文雄総裁(内閣総理大臣)が出席し、水産施策の重要性を強調した。
 岸田総裁は「四方を海に囲まれている日本にとって、豊かな魚介類や魚食文化を守っていくことは大変重要。様々な課題に的確に対応し、水産業を含む食糧安全保障の観点から取り組みを進めていかなければいけない。美しい漁村を守ることにおいても政府として役割を果たしていく」と語った。
 鈴木会長は前年度補正予算と当初予算合わせて3000億円を超える水産予算を確保したことを報告。「もう一度誇りある水産業を取り戻すため、水産政策推進議員協議会が一丸となって頑張っていきたい」と意欲を示した。
 大日本水産会の白須敏朗会長は「水産業の成長産業化をさせるためには供給と需要、両面からのテコ入れが不可欠であり、業界をあげて努力していきたい。漁業者を支える水産予算を今後もしっかり確保いただきたい」と協力を求めた。
 会場には漁師が選んだ本当においしい自慢の魚「プライドフィッシュ」や日本発の水産エコラベル「MEL(マリン・エコラベル・ジャパン)」認証水産物など、水産団体が提供した水産物が並んだ。
 JF全漁連の坂本雅信会長は「これだけ多種多様な魚を食している国は他にない。ぜひ実際に食べていただき、日本の魚の豊かさを直に感じてもらいたい」と呼びかけた。

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