冷凍食品（冷食）・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース

●ハンバーグは最高グレード 　高橋尚徳 （週刊冷食タイムス：23/07/18号）

ニチレイフーズ秋の新商品　手作りからの代替めざす

穀物で育てた米国産牛肉を使い、 独自技術を駆使した 「本格肉肉ハンバーグ110」

ごろっとチャーハン焼豚４倍に

　米飯は「焼豚ごろっとチャーハン」（900ｇ）を新発売する。今年４月に稼働開始したキューレイ（福岡県）の米飯新工場で生産するため、新たに大きくカットした自家製焼豚が使用できるようになった。焼豚の量は従来品比で４倍。これまで通り、炒飯に適した米を、鉄鍋を使って直火で炒める。

生パスタで初の冷蔵販売品開発

　「シェフズスペシャリテ」シリーズで新発売する東京日本橋の三代目たいめいけん茂出木浩司シェフが監修した「ボロネーゼ」と「極太ナポリタン」は冷蔵販売を想定している。
　２品ともトレー入り、280ｇ。パスタとソースを予め混ぜ合わせるとソースの水分がパスタに移行するため、パスタの上にソースを乗せただけの状態で凍結した。解凍後、72時間品質を保つ。有名シェフが監修している点と、生パスタという付加価値で単価アップにつながることを取引先に提案する。シュリンク包装。一括表示・温度帯変更注意書きシール、販促シールを付ける。
　今秋の業務用冷凍食品は新商品27品、リニューアル８品。９月１日か10月１日発売。一部商品は８月１日先行発売する。

家庭用はトレー入りの個食拡充

ワンプレートの新ブランド 「三ツ星プレート」

キューレイ新工場で「高菜炒飯」

　米飯は「国産素材の高菜炒飯」（430ｇ）を西日本限定で発売する。今年４月に稼働開始したばかりのキューレイ（福岡県）の新工場で生産する。具材の高菜漬けは九州産。新工場ではこれまでより大きい具材が使えるため、高菜を大きくカットしてごま油でていねいに炒めている。主要原料はすべて国産。
　チキンの新商品はねぎを使った「やみつきねぎ塩焼き鳥」（240ｇ）。春に東日本限定で発売した「やみつきねぎ塩炒飯」（450ｇ）が好評のため、豚肉を30％増量してリニューアルする。
　トレー入りでトップシール包装の「今日は家飲み」シリーズは肉と野菜を使ったメニューの支持が高いため、「アスパラチーズささみ焼き」を追加する。
　今川焼に「とろける生チョコ仕立て」を加える。ほんのり冷たい状態で食べることを推奨している。
　冷凍野菜はたん白質が摂取できるタイ産ささみ肉とエクアドル産ブロッコリーを組み合わせた「ささみブロッコリー」（260ｇ）を新発売する。食べやすくするため塩味を付けた。船橋パックセンターのアッセンブル機能を活用した。
　今秋の家庭用冷凍食品は新商品、リニューアル品各11品の計22品。９月１日発売する。

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