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今週の一本

●冷食協が試食イベント  御調陽光 (週刊冷食タイムス:25/10/21号)

若年層から中高年まで多様な層が来場
/クイズや展示で正しい知識も習得

サナギ新宿前イベントスペースに
「手間抜きレストラン」を開催した
 (一社)日本冷凍食品協会は「冷凍食品は、手抜きじゃなくて、手間抜き」をコンセプトに、10月の「冷凍食品月間」と10月18日の「冷凍食品の日」をPRする消費者イベント「手間抜きレストラン」をJR新宿駅東南口付近のサナギ新宿前イベントスペースで17〜18日開催した。ビジネスマンやOL、カップル、子連れのファミリー、友人グループなど若者から中高年まで多種な年齢層が来場し、冷凍食品のアレンジメニューの試食や展示、クイズを通じて冷凍食品の魅力を再発見するとともに正しい知識を身につけた。

 提供したアレンジメニューはその日の気分で選ぶ方式。「バタバタな朝だっておいしく“チャージ”できるアレ」、「栄養も気分も“ととのえたい”ときのアレ」、「“あしたの自分”にやさしい夜のアレ」、「1日がんばった日の“ご褒美”のアレ」の4つのエピソードを用意した。2日間で計1018食提供した。メニューの詳細は次の通り。
 ▽「バタバタな朝だっておいしく“チャージ”できるアレ」=チキンライスとほうれん草を活用した「トマトとほうれん草のリゾット」▽「栄養も気分も”ととのえたい”ときのアレ」=洋風野菜ミックスとえびグラタンを活用した「野菜ゴロゴロ!えびと菜食健美のシチューグラタン」▽「“あしたの自分”にやさしい夜のアレ」=水餃子、ミニハンバーグ、洋風野菜ミックスを活用した「ポトフ風具だくさんスープ」▽「1日がんばった日の“ご褒美”のアレ」=今川焼2種とミックスベリー、ホイップクリームを活用した「簡単で2度おいしい今川焼」
 冷凍食品の豆知識が学べるクイズに答えた人に冷食協公式キャラクター「フリージー」のオリジナルグッズを贈るカプセルトイの設置、冷凍食品認定マークのパネル展示、冷凍食品が活用できるレシピブックの配布も実施した。
 出倉功一専務は「時間帯によって来場する層が変わる、興味深いロケーションでイベントを実施したことで様々な人に魅力を伝えられた。昨年はキッチンカーに注目が集まったが、今年は着座で試食していただいた後、懸命にクイズに取り組む様子がうかがえて、冷凍食品に対する知識も深めてもらえたと感じている。試食はメニュー名ではなくシチュエーションで注文する方式をとったが、バランス良く人気を得ており、驚きの声もいただいた」と手応えを示した。

大友花恋さんと藤江会長がPR

 冷食協がメディア向けに17日午前開いた事前発表会には俳優の大友花恋さんを招いた。大友さんと藤江太郎会長(味の素会長)はトークイベントを通じ、冷凍食品の魅力をアピールするとともに試食メニューを紹介した。
 藤江会長は忙しい現代社会の中でタイパ重視の消費者が増えていることを示し、冷凍食品を活用して手間抜きすることで食事を楽しんでもらいたいという思いを語った。SNSでの手間抜き論争にも触れつつ、実際に工場で手間をかけて製造している冷凍食品を使用することは「手抜きではなく手間抜きである」とポジティブで自己肯定感を高める行動であると感じてほしいと強調した。
 普段から好んで料理をしているという大友さんも包丁を使わずレンジ加熱だけで完結できる冷凍食品を活用し、忙しい中で手間抜きをしていることを明かした。中でもよく使うのはカット野菜や惣菜類。餃子にブロッコリーを添え、チーズをかけたラザニア風メニューや、パスタにハンバーグをのせてほぐしながら食べるアレンジメニューを紹介した。
 大友さんが「工場での下処理や品質管理のお陰で手間抜きできるという話を聞いて、手間を抜いているだけでなく、みんなで手間を分けているという印象を受けた」と共感すると、藤江会長も「手間を分かち合うという言葉をぜひ使わせていただきたい」と意気投合。試食パートでは大友さんが「バタバタな朝だっておいしく“チャージ”できるアレ」と「“あしたの自分”にやさしい夜のアレ」を食リポ。藤江会長はメニューが示すシチュエーションに合ったコメントを受け、「分かりやすくて的確」と称賛し、終始息の合ったトークでイベントを盛り上げた。

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