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この人に聞きたい:第248回
(週刊水産タイムス:10/07/12号)

売上高450億円を必達で

(株)宝幸 代表取締役社長  末澤壽一氏

 

 宝幸の末澤壽一社長は8日の秋季新商品発表会で記者会見し、前3月期の業績や今期の状況、さらに今後の展望について次のように語った。
 「前3月期の売上高は410億円で対前年比97%となったものの、利益は6億円を超え、前年に比べ倍増となった。ロルフ(チーズ、乳製品)や常温食品が貢献した一方で、冷食・水産事業が苦戦した。特に冷食は今期を“復活元年”とし、国内外の協力工場の見直しなどで競争力の持てる商品に特化していく。
 原料事業部はモルディブのマグロ事業が本格的にスタートし、八戸プロジェクトの一環として八戸の鮮魚を首都圏の量販店に販売する事業も展開していく。寿司種などに強い同じ日本ハムグループのマリンフーズとも協力し、日ハムグループの水産事業としてのシェアを高めていきたい。
 今期は売上高450億円、営業利益10億円が目標。第1四半期(4〜6月)は利益が順調だが、売上高が目標に達していない。中期経営計画の最終年となる来期は売上高500億円、営業利益15億円を計画に掲げており、これを達成するためにも今期の目標を必ずクリアしなければならないと自覚している」。

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