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この人に聞きたい:第731回
(週刊冷食タイムス:20/04/07号)

“やりきる”社風いま一度

ケイエス冷凍食品(株) 執行役員 営業本部長  古賀 正美氏

(こが・まさみ)大学途中で就職。ユニチカ三幸(当時)の九州進出社員募集で93年入社。04〜10年8月まで東京。9月九州所長から13年4月同支店長。16年1月東京支店長。19年家庭用営業部長。今年1月現職。66年9月福岡生まれ、187pの長身。

市場の評価と期待に応える

 地元福岡で営業所の立ち上げから関わる。途中、東京支店で業務用と生協の営業6年、再び九州で業績を上げ、東京支店長から家庭用営業部長を1年。1月執行役員営業本部長に。

 ――九州営業所のオープニングスタッフだった?
 古賀 大学途中で抜けてバイト生活から地元企業に4年勤めましたが、ユニチカ三幸の九州進出に伴う募集に応募し、93年入社。3人のスタッフとも食品のド素人。事務所探しから始めました。

 ――04年東京支店に呼ばれた。
 古賀 ほぼ6年間東京にいました。業務用と生協の営業です。ここで課長を拝命しました。

 ――10年九州に戻って所長。
 古賀 古巣帰りですが、結構頑張って2年半後には九州支店に昇格していただけました。その後、東京支店長から昨年1月家庭用営業部長、今年1月執行役員営業本部長となりました。

 ――担当が長いのは?
 古賀 社歴のほぼ大半が業務用担当で、九州と東京勤務です。生協の仕事も長く担当してます。

 ――商品開発のマーケティングと営業の一体化をケイエス冷凍食品は今年の施策としているが。
 古賀 マーケティングと販売の一体感をもっと強くしていこうとしています。当社は小さな規模の割に組織間の壁がやや見られていた。もっと風通し良くコミュニケーション良くしようと社内に求めています。生産だ開発だ営業だという前に、目線を顧客に合わせ、得意先のために何をすべきか、一緒に考えようよと。考える中から会社を変える糸口が見えるはず。

 ――現状からの突破口を探してこれまでも取り組んできたが。
 古賀 販路を作り、商品も様々出してきたが、“やり切る”ところまで行ってない。ケイエス冷凍食品と言えば、ある種“ワッショイワッショイ”のノリがあった。私の役割はそのモチベーションを取り戻すための行動をし、させることだと考えています。規模こそ大きくないが、家庭用・業務用で半々を占め、大手メーカーに伍して勝負させてもらっている。それが市場からも評価されているのは奇跡であり、ありがたいと思います。

 ――2年後、50周年を迎える。
 古賀 多くの先達と得意先のご支援に加え、社員の奮闘の結果と感謝してます。当社は女性が活躍する場面が多い会社ですが、これからも期待してます。社内には、50周年となる2022年10月を笑顔で迎えたいと言っています。

 ――「身長187cm、体重はミートボール6500個」というが。
 古賀 MBは業務用サイズであり実際は98kg、0.1t弱です。

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