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この人に聞きたい:第1017回
(週刊冷食タイムス:26/02/10号)

新事業を次なる成長の土台に

守谷輸送機工業(株) 代表取締役社長  守谷 貞夫氏

(もりや・さだお)神戸製鋼勤務を経て1969年守谷輸送機工業入社。83年から現職。大型荷物用EVの新設・入替え、保守・点検、船舶用を事業領域とし、トップ企業に育てる。40年12月生まれ、85歳。神戸市出身。守谷 現中期経営計画(最終26年度)の目標達成に目途が立ったため、1年前倒しで終了し、来年度から新中計をスタートさせる準備を進めています。新たな成長ステージに向けた戦略として新市場への本格参入も視野に入れ、具体的なアクションプランを策定しています。

大型荷物用EVで国内最大手

 大型荷物用エレベーター(EV)の製造販売でシェアトップ。旺盛な需要を追い風に受注は好調。生産能力の増強に向けた設備投資も計画通り進んでいる。次期中計では新市場への本格参入をめざす。

 ――受注状況は?
 守谷 AIの普及を背景に半導体関連の工場やデータセンターの建設が増えています。これらの施設では積載荷重10t以上、開口寸法10m以上といった超大型仕様が求められており、当社の技術力や生産能力が評価され、受注をいただいています。

 ――受注増の要因は?
 守谷 大型荷物用EVは1台ごとに仕様が異なるオーダーメイドが基本。大手の乗用メーカーは標準規格で大量生産するため、手間がかかる大型市場からは既に撤退している。そのような市場環境の中で、設計・製造から保守・修理まで一貫して対応可能な当社に受注が多く寄せられています。

 ――2年前の取材時は生産能力の増強を課題に挙げていた。
 守谷 既に鳥浜製品管理センター(横浜市)の稼働と宇都宮工場の増改築により、体制整備は完了しました。その上、新たに生産工程の最適化と物流の効率化を目的に、宇都宮工場近隣の栃木県芳賀町に焼付塗装工場を建設中です(26年5月稼働予定)。

 ――保守・修理の事業も順調。
 守谷 保守台数は当社の設置台数の増加に伴って年々増加し、国内の保守台数に占める当社のシェアは10年前から5%伸長して15%超と推定されます。修理や入替えについては、大手乗用メーカーが20年以上前に設置したEVの老朽化が進んでいる一方で、同メーカーが大型荷物用から撤退しているため当社に相談が多く寄せられています。

 ――冷蔵倉庫も老朽化が課題。
 守谷 故障等の発生頻度が増して稼働が不安定になると、業務が止まるなどのリスクが高まります。当社は、より長く安全にご使用いただけるよう、全国のサービス拠点で24時間365日対応可能な保守体制を整備しており、また、新設や入替えの様々なご相談にも柔軟に対応しております。

 ――今3月期の業績予想は過去最高を更新する見込み。
 守谷 現中期経営計画(最終26年度)の目標達成に目途が立ったため、1年前倒しで終了し、来年度から新中計をスタートさせる準備を進めています。新たな成長ステージに向けた戦略として新市場への本格参入も視野に入れ、具体的なアクションプランを策定しています。

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