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この人に聞きたい:第1015回
(週刊冷食タイムス:26/01/27号)

大型案件は個の強さで突破

(株)デルソーレ 代表取締役社長  武長 栄治氏

(たけなが・えいじ)米ボストン大でホスピタリティを学び2001年卒。スターバックスで店舗運営を経験し、その後も外食畑で経営にも携わり苦労も経験。09年6月入社。22年6月取締役となり製造・開発ユニットを管掌。千葉県出身。1978年4月生まれ、47歳。

営業組織を専門特化する

 大河原毅CEOが「17年間製造現場で叩き上げ実務は十分。海外経験も豊富なので海外戦略も期待している」と太鼓判を押す若き社長が1日就任した。

 ――社長就任の抱負から。
 武長 シンプルに「実行」です。美しいスローガンより確実な納期、1枚のナンの品質、熱のこもった商品提案だと思っています。

 ――方針も固まった。
 武長 4月からの63期は大河原CEOのビジョンの下、3つの施策を進めます。一つは営業組織の専門特化。市販用に特化した専門チームと、大型案件を動かす特販担当を作っていきます。

 ――正式な組織名は?
 武長 1年かけて整備して次の年に営業市販本部を設置したいと考えています。今はチームが連携して市販用に取り組んでいるので、それらを統括する本店第4チームが専門化して営業市販本部になるでしょう。

 ――大型案件とは全国スーパーや大手外食チェーンのこと?
 武長 そうです。個の強さといいますか、突破力がある個性を活かしたい。

 ――2つ目は?
 武長 社会課題としてのモノづくりです。おいしい商品をつくるだけでなく、中食や外食の人手不足の手助けとなる商品提案をめざします。解凍するだけで食べられるフォカッチャ、冷凍のままオーブンで焼成できる本格クラストなどです。今春「スライスフォカッチャ」や「高温窯焼きクラスト」を発売します。3つめは製造基盤の強化です。安全性とキャパシティ向上に重点を置きます。次世代のデルソーレを作る基盤であり、次世代を支える攻めの経営への転換です。私にとってCEOは羅針盤。CEOの「温かく人を育てるチーム経営」で変革期を乗り越えていく決意です。

 ――大河原CEOは「武長社長はコミュニケーションに優れ、もともと営業向けの人物」と言う。製造経験で何を得た?
 武長 「ものづくりとはいかに改善していくか」です。製法を簡素化したり、少しでもおいしくなるようにと。外食業は接客サービスである以上、究極の合理化はできません。しかし、生産は一切のムダを無くせます。そこが魅力。もっと改善をと意識すれば「気づき」があり、失敗してもまたそこから新たな気づきが芽生えます。

 ――一昨年の火災の影響は?
 武長 主力の「手のばしナン」は1年間休売。その間復活を望む温かい声をいただきましたが、棚を失ったのは大きな痛手です。昨年9月から販売を再開し、今は20%くらいの回復率です。

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